令和7年7月17日(木)、当法人で初の試みとなる「好事例研究会」と称しての研修を開催しました。
実際に当法人のサービスを利用されている方を対象に、事前に本人の許可を取ったうえで、これまでの支援者としてのかかわりを通しての本人がどのように変化し本人らしい暮らしへと近づいていったのかを振り返りました。


法人内でも様々な事業所がある中で、それぞれの役割としてどうふるまったか。一人の利用者へのかかわり方を個人で・グループでそれぞれ確認することで、本人が穏やかに楽しそうに暮らせるようになった背景には、われわれのどのような支援がきっかけとなったのかを改めて考えるいい機会になりました。

「課題が多く生じた場面やかかわり方を見直す必要があった経験から学ぶ」ことは普段から心がけていますし、支援者としてもよく覚えているものですが、「本人がその人らしい生活」をおくれていることの背景を振り返る機会は実はそう多くありません。敢えてよかったことを共有することで、われわれ支援者自身が元気で前向きになれたような気がしました。
第2回を11月に開催予定です。