貴重なご意見をいただきました!

令和7年8月12日(火)、邑智園で「地域連携推進会議」をおこないました。

「地域連携推進会議」とは、今年度から義務化となっているものです。

利用者のご家族様、行政職員、地域の住民の方、福祉や会計の知見のある方などに施設を訪問して頂き、事業運営の状況や現場での支援内容を直接確認していただきます。それにより、「施設や利用者に関する理解の促進」「支援やサービスの透明性・質の確保」「利用者の権利擁護」「施設と地域との関係づくり」を達成することを目的としたものです。

当日は、「利用者の方」「施設近隣の地域住民の方」「経営知見のある交流センターの館長」「美郷町役場の職員の方」にお越しいただきました。

まずは、①地域連携推進会議の目的と必要性、②昨年度の事業報告と会計報告、③今年度の事業計画と予算案、④施設の活動紹介の順に、出席の方々に説明をいたしました。

その後の質疑応答で、

今年度から水稲栽培をしていると思うが、それに携わる職員の数は足りているのか?田んぼをはじめとして農業は生き物であり、土日関係なく24時間見守りが本来は必要なものである。勤務体系等も含めて今の体制が大丈夫であるのか検討してほしい。

さまざまな利用者がおられる中で、中には施設の外に出られている方もいる。地域住民として見守りをできればいいと思っているが、何か不足の事態が起きたときでは遅い。利用者の方が施設の外に出たのかどうかを把握し、利用者の安全を第一に考えてもらえると。

施設のある場所にたどり着くまでの道がとても狭く、見通しの悪い場所も多い。施設に車で通われる利用者や職員の通勤も含め、「あ、危ないな」と思われる運転を見かけることがある。交通安全についての教育をしっかりとおこなってほしい。

などの貴重な意見をいただきました。ありがとうございました。

その後、施設内の見学をしていただきました。写真は、軍手の作業場の紹介と説明の場面です。

施設内の見学をしていただくことで、利用者の方の仕事に取り組む様子であったり、施設の設備などを確認してもらえるいい機会となりました。

施設には何度か来させてもらっているが、今回みたいに詳しく見たり聞いたりしたのは初めてだったので、知る機会になってよかった。

とコメントもいただきました。

見学後には、実際に施設で提供している昼食を召し上がっていただきました。

この日のメニューは冷やし中華でした(^^)

改めて今回の「地域連携推進会議」により、施設を知っていただく第一歩になったのではないかと思います。第2回目も今年度中に実施予定です。

今回ご協力をいただきました皆様、大変ありがとうございました。