わかば会法人全体として、利用者の皆さんの権利を守り、安心して生活していただける環境づくりを目指して、権利擁護・虐待防止研修を実施しました。

研修では、まず虐待防止に関する基本的な内容を再確認しました。虐待の5類型や虐待が疑われる場合の初動対応、市町村への通報の流れ、通報者保護の仕組みについて学び、職員一人ひとりが果たすべき役割について理解を深めました。


その後のグループワークでは、研修用の事例をもとに「虐待に該当するのか」「どのような点に違和感や問題を感じたのか」について話し合い、各グループで検討内容を発表しました。
さらに、同じ事例を用いて、上司へ虐待が疑われる事案を報告する練習や、市町村の虐待防止センターへ電話連絡を行うことを想定したロールプレイを実施しました。実践を通じて、事実を正確に伝える難しさや、通報時に必要な情報を整理する重要性について学びました。
意見交換では、
- ★実際の場面を見ていない相手に対して、
- 状況を言葉だけで正確に説明することの難しさ
- ★虐待を未然に防ぐためには、
- 日頃の声掛けや利用者への接し方が重要であること
- ★支援に対する負担感が大きくなっている職員に対しては、
- 担当変更や複数職員による対応を検討する必要があること
- ★通報前に事実関係を整理し、
- 記録を作成することで、状況をより客観的に把握できること
などの意見が挙げられました。
今回の研修を通して、虐待防止は特別な取組ではなく、日々の支援の積み重ねが最も重要であることを改めて確認する機会となりました。
邑智園では今後も継続的な研修を実施し、利用者の皆さんの権利擁護とサービスの質の向上に努めてまいります。

