地域連携推進会議を開催しました(令和8年9月3日)

令和8年9月3日(火)、邑智園にて今年度第1回目となる「地域連携推進会議」を開催しました。 当日は、利用者ご家族、行政職員、地域住民の方、福祉関係者など、多くの皆さまにご参加いただきました。

1.施設長挨拶および前回会議のご意見への対応報告

前回いただいたご意見・ご指摘について、以下のとおり対応状況をご報告しました。

●自治会水道の使用について

浴槽設備の老朽化に伴い、引き続き自治会水道を使用している状況を説明しました。

●通勤中の事故について

前回以降、大きな事故は発生していません。 施設車両は定期的なオイル交換・車検を実施し、安全管理に努めています。

●利用者同士のトラブル・苦情対応

必要に応じて職員が介入し、苦情解決窓口で対応しています。 最近は「靴下が片方戻らない」といった苦情があり、記名状況を確認しながら個別に対応しています。

●農業における鳥獣被害対策

イノシシ・サルによる被害について、耕起の迅速化や柵・電気柵の活用により対策を継続しています。 前年度より被害は抑えられており、天候を踏まえながら刈り取り時期を調整しています。

2.令和7年度 事業実施状況および工賃状況の説明

令和7年度の事業実施状況、工賃の推移について報告を行いました。

3.質疑応答・意見交換

参加者の皆さまから、地域移行、職員体制、農業活動、安全管理、地域福祉課題など、多岐にわたるご意見をいただきました。主な内容と施設からの回答は以下のとおりです。

●定員減少による収支への影響、職員配置について

収支は黒字で推移しています。 利用者減少に伴う職員削減予定はなく、むしろ人材確保が課題となっています。外国人材の活用も検討しています。 定員管理は制度に沿って適切に行っています。

●地域移行の実態と本人の幸せについて

都市部と比べ地方では地域移行が難しい面があります。 生活環境や支援人材の不足など、地域での生活を支える体制整備が課題です。

●高齢・重度化した利用者の生活継続について

地域での生活が難しくなった方が再入所され、本人・家族とも安心して生活できている事例を紹介しました。

●職員の対応・地域行事への参加について

職員の挨拶や明るい雰囲気を評価いただきました。 10月25日の君谷マーケットでは法人内にある音楽部が出演予定です。

●施設前の注意喚起看板の改善

老朽化が進んでいるため、見やすい看板への更新を検討します。擁壁への設置も可能と考えています。

●秋以降の外出時の安全確保

交通事故・転倒だけでなく、熊など野生動物への注意も必要であるため、引き続き安全対策を徹底します。

●地域福祉課題への協働について

就労選択支援、成年後見人不足、地域生活支援拠点など、自治体だけでは解決が難しい課題について、福祉法人との協働が必要であるとの意見がありました。 事業拡大には人件費を賄える収入確保が課題であり、人材確保も大きな壁となっています。

自治体側からは、必要な施策の検討や情報交換の場づくりについて前向きな姿勢が示されました。 「親なき後」を見据えた支援や、相談支援会議・自立支援協議会の実効性向上についても議論が深まりました。

4.邑智園の昼食を召し上がっていただきました

会議終了後には、邑智園で提供している昼食を参加者の皆さまに召し上がっていただきました。 日頃の食事の様子を知っていただく良い機会となり、「おいしかったです」と嬉しいお声もいただきました

まとめ

今回の会議では、地域福祉の現状や課題について、参加者の皆さまと率直な意見交換を行うことができました。 日々の業務では気づきにくい視点や、地域全体で取り組むべき課題について多くの学びをいただきました。

ご参加いただいた皆さま、誠にありがとうございました。

今後も地域と連携しながら、利用者の皆さまが安心して生活できる環境づくりに努めてまいります。